なんで? in ドイツ

なんで?が口ぐせの旦那さんとのドイツの生活

なんで日本人は痩せ型が多い?【なんで?の話】

日本人の平均寿命は2018年度女性87,32歳・男性81,25歳(引用:日本経済新聞です。それに比べて、ドイツ人の平均寿命2016年度女性83,3歳・男性78,7歳(引用:MEMORVA

ドイツ人の平均寿命もどんどんと上がっているので、昔ほど日本人の平均寿命との大差はないようですが、それでもまだ日本人の平均寿命は世界的に見ても高いです。

この記事ではなんで日本人がそんな健康なのか、それに加えてやせ型が多いのか?ドイツで暮らしてみて気づいたことを元に少し考えてみました。

 

日本食・揚げ物の多さ

まだ日本を訪れた外国人に「日本食といえば?」と問いかけてまず出てくるのは寿司、その次に天ぷら・ラーメンでしょうか。それから実際に日本へ行ってみると、その料理の種類の多さには多くの人が驚きます。そのうちでも実は日本人は揚げ物が大好きですよね。唐揚げ・トンカツ・コロッケ・天ぷら・竜田揚げ・さつま揚げ・串カツ・コンビニのチキン・・・と挙げきれないほどたくさんの揚げ物の種類があります。

そんな揚げ物が多い日本食が好まれているのにも関わらず日本人はやせ型です。

 

添加物の多さ

日本はお菓子ひとつにしても添加物の多さには驚かされます。お菓子以外にもインスタントだしや味の素などの調味料、便利なインスタント食品にも添加物はしっかり入っています。あまりにも至る所に入っているので、小さい頃から添加物を摂取せずに生活してきた人はほんのわずかなのではないでしょうか。それでも寿命が長いのはあまり合理的ではありませんよね。

 

日本の食生活の充実・種類の多さ

しかし日本は食べ物の種類がドイツに比べるとかなり充実しています。定食屋で定食セットが約500円で食べれたり、ファストフードの牛丼チェーン店では約300円牛丼が、スーパーの惣菜で好きなものを500円ほどで揃えられ、コンビニではお弁当が約500円・おにぎりが約120円で買うことができます。この他にも選択肢はたくさんありますよね。

それに比べてドイツでは、ファストフードと言えばバーガーキングやマクドナルドのセットは約7ユーロ、アジアンインビスで5ユーロで油っぽい野菜炒め、ケバブ屋で4~5ユーロのケバブサンド、パン屋でちょこっと野菜が入ったサンドウィッチが4ユーロほどで、それ以外は甘いパンがほぼ占めています。その他高いお金を払えばヘルシーなものを食べることもできますが、日本のように300円で牛丼を食べれるような環境では決してありません。

 

飲み物の選択肢

ドイツではレストランに行っても日本の様に無料でお水やお茶を提供してくれるお店はありません。(たまに日本料理屋が出してくれるくらい)あたりまえのようにソフトドリンクやビール・ワインを頼みます。家であってもソフトドリンクを飲む機会は日本より圧倒的に多いです。ちなみにドイツで提供されるお茶に糖分が入っていること、砂糖が付けられていることは珍しいことではありません。日本にはお出かけ先でも水以外にお茶のようなヘルシーなドリンクがありますが、ドイツではありません。

 

ドイツの遅い夜の食の選択肢

例えば夜22時にお腹が減った、または仕事が長引いて遅いご飯になった時、ドイツでは大抵のレストランはラストオーダーが過ぎて頼めない、大きい街やその中央駅にはまだ空いているスーパーがあっても保存料が入ったサラダやサンドウィッチ、ファストフードは空いてるところもありますが選択肢はそれくらいでないでしょうか。

 

太っている人の少なさ

テレビではお相撲さんの大きな体を目にすることがありますが、街中でそのような体型の人に遭遇する確率は0に近い日本。ドイツでは若い人には少ないものの、40代を超えるとスマートな体型の人の方が少ないんじゃないかというくらい、あまりに大きい人はいないとしても日本人に比べると大柄な人が多いです。 

 

ドイツと日本の意識の違い

ドイツでは夏になれば体型に関わらずほぼみんな薄着です。半パンやそれ以上に短いパンツ、おしりのお肉がはみ出ようが快適さが最優先です。セルライト?そんな言葉ドイツでは滅多に聞きません。太ももにそれが見えていようが短いスカートを履きます。湖や海にいけばビキニや半裸・全裸の人、水場にいるのに肌を隠そうなんてする人も見かけません。

日本ではどうでしょうか?多くの人が体型を気にして、夏でもなるべく肌を隠します。日焼け対策もありますが、体型に関してスポットを当てたとしてもそれを理由にして気になる腹回り・二の腕・太ももとあまり露出している人は見かけないですよね。海に行ってもTシャツを羽織ったり、とことん体型を気にするのが日本人。日本の夏は暑さに加え湿気がひどいにも関わらず隠すことに徹底しています。

 

太っている人に対する批判

大きな違いは太っている人に対する意識であると感じています。ここで太っていると判断する基準を決めるのは難しいですが、ドイツではややぽっちゃりしている人に対して「ぽっちゃり」「でぶ」などと過剰反応する人はほぼいません。人の見た目に対して批判する風潮は日本のそれの5%くらいでしょうか。

もちろんあまりに太りすぎて病気になるリスクが高まるくらいの肥満の人に何も批判しないということはありません。健康体になんら問題ない肉づきに対する批判の話です。

 

なんで日本人は太っている人に批判的?

他の記事でムダ毛に対する意識の違いやハイブランドの話でも指摘しましたが、メディアからの影響はとても大きいです。痩せるためのサロンの宣伝が至るとこでされていること、実際に店舗が多いことなどからそれらの企業が肥満などではなく、少し太っていることに対して批判し、痩せていることが美しい事だと宣伝しています。それに影響を受けて信じ込むより多くの人がモデル体型になることを目指します。

 

食生活と太っている人への厳しさ

日本人にやせ型が多い大きな理由は、健康的な食生活にあると考えます。それに加えて少しでもぽっちゃりしていれば批判されるその風潮でしょう。

健康的な体を保つために健康的な食生活はとても大事ですが、体型に対する過剰反応は精神的・肉体的・金銭的に苦しめることに、個性を否定することにもつながったりするので辞めるべきだと考えます。