なんで?in ドイツ

なんで?が口ぐせの旦那さんの影響でドイツの生活も一変。環境保護、エコ、時々ベジタリアンなどの情報を発信しています。

ハイブランドへの憧れ【なんで?の話】日本とドイツの違い

ドイツに来て「なんで?」と思ったことのうちの1つに、ハイブランドの話があります。日本では高校生でもハイブランドのお財布を持っていたり、それを持つことが憧れだったりしますよね。ハイブランドでなくても、私が中学生だった時に流行っていたスクールバッグのブランドがありました。そんなに他のスクールバックとは変わりないのに、隅っこに刺繍されている「イーストボーイ」のブランドマークである小さな自由の女神1つに当時はたくさんの学生が憧れていました。

ドイツではどうでしょう?もちろん住む地域にもよると思いますが、ブランドものの財布やバックを身に着けている人はほとんど見かけません。それは普段の実用性を重視した生活スタイルにあると思います。バック1つにしてもリュックサックを持つ人の多さはドイツが1番なんじゃないか、というくらい多くの人がものをたくさん収納できるリュックサックを身に着けているのが見受けられます。

この記事では、そもそもなんで日本で生活しているとブランド品を目にすることが多いのか、憧れる人が多いのかということを自分なりに分析してみました。

 

なんで日本ではハイブランドに憧れる人が多いのか?

ハイブランドの商品を持つことには色々な理由があると思います。デザインが他と被らずに特別感がある・持っていると気分があがる・質が良いものを持ちたい・見せびらかしたい・ステイタス・・・などなど人によってそれぞれだと思います。本当に必要なものでなくても、ブランドであるだけでその高級感に特別感を得たり、魅力的なものであると思います。

しかしなんでそこまで「ハイブランドを持ちたい」という若い人が増えたのか、それはまたブランド業界の広告宣伝にあります。別の記事でムダ毛の処理についても書きましたが、雑誌などメディアを通して有名モデルがそのブランドを宣伝すれば、その商品がどこで作られようが、どんな背景があろうが「高級品」「良いもの」だという情報を植え付けられます。

そしてそれが社会の常識となって、ブランド品をプレゼントすることの特別感を生み出しています。

 

学生でも頑張ってハイブランドを買う理由

そんなハイブランド品ですが、お金持ちだけが持つものではなくなっていますよね。学生でも頑張ってバイトで稼いだお金で人にプレゼントしたり自分の為に買ったりと、その行為自体に価値が生まれるという常識ができています。

その革製品がどんな環境で育てられた動物を使って作られたのか、その動物を育てる肥料を作るために森林伐採が行われていないか、そこで生活する人々の生活が犠牲になっていないか、そんなことは二の次になっているのが現実です。

 

時間がないからこそ少しでできる贅沢を

ドイツに来てハイブランドの名前を知らない人の多さに驚きました。ルイ・ヴィトン、プラダ、グッチ・・・日本で育った20代くらいの人ならばブランドロゴを見るだけでそれが何のブランドか分かる人がほとんどなのではないでしょうか?

別の記事でなんで日本人が1週間弾丸旅行を組むのかについても少し触れましたが、ハイブランド品を持つこともそれに関係していると私は思いました。

日本で長い休暇を取ることができれば、単純にどこにお金を使いますか?遠くへ旅行したい・どうせなら飛行機はビジネスクラスで・現地では良いホテルに泊まろう・・・などと旅行に当てるお金というのは自然に増えるかと思います。しかしそんな長い休暇を取れないのが日本の社会。そこでできる贅沢といえば、良いものを食べることや高級品を所有することなのではないでしょうか?

 

本当に良いものなのか見極める

ハイブランドの商品は大半のコストがデザイン料にかかっています。デザインが気に入ってそれにお金を払うことも良いですが、もしもブランド名にお金を払っているならば、その商品がそれだけのお金を払う価値がある質であるのかなども購入時に考えたいですね。その原料が一体どこから仕入れたものなのか、その原料の為にそこに住む人々の生活が犠牲になっていないかなどかもチェックすることで、人権・環境保護につながるのです。

 

リサイクル素材=良いとは限らない

最近はハイブランドであっても、資源をリサイクルした素材がトレンドになっていますが、それだけで良い商品と判断するには少し疑問が残ります。それをどれだけの料金で販売されているのかチェックすることも質を見極める上でとても大事です。

もしもそれが安い値段で販売されているのならば、何かが隠されていると考えてしまってもいいと思います。その商品が店頭に並ぶまでどんな背景を持っているのか知ることも、本当に良い商品を購入する上で大切なことだと思います。