12月6日は【聖ニコラウスの日】靴下の中にプレゼントの由来とは?

12月6日は【聖ニコラウスの日】靴下の中にプレゼントの由来とは?
エコなアイデアをシェアする🌱

公開日 2021年5月8日 最終更新日 2023年12月27日

みなさん、12月6日が何の日かご存知ですか?この日はあのクリスマスイブにプレゼントをたくさん詰めた大きな袋をもってやって来るサンタクロースのモデルとなったと言われている聖ニコラウスの日なのです。

12月6日はそのミラのニコラウスの命日であり、それを追憶して祝う日です。2020年は第2アドベントと重なる日でもあり2つの意味でのお祝いになります。

 

ミラのニコラウスとは?

ミラのニコラウスは4世紀の前半に、小アジアのリシア地方(当時はローマの一部で現在はトルコ)で司教をつとめた、東部教会とラテン教会の最も有名な聖人の一人です。貧困に悩む人々などを救ったミラのニコラウスの生き方はキリスト教徒の模範とされていたりと、キリスト教にとって意味の深い日なのです。(参考:Wikipedia

聖ニコラウスの日はいつ?

ニコラウスの日は12月6日のミラのニコラウスが亡くなった日で大半の国は6日に祝い、その前夜である12月5日に祝う地域もあります。

こどもたちにとってのニコラウス

ニコラウスはこの1年お利口だった子どもにプレゼントを渡す伝統があり、子どもたちは12月5日の晩にブーツや靴下をドアノブにぶら下げてプレゼントを待ちます。クリスマスプレゼントよりも小さなプレゼントやお菓子・フルーツ・ナッツなどが詰められます。

サンタクロースとの関係

赤いマントと帽子に立派な白髭のニコラウスはサンタクロースのモデルと言われていますが、サンタクロースにはニコラウスのような歴史はなく、実はアメリカが創り出した人物と言われています。

トナカイがひくソリに乗ってやってくるサンタクロースはまさに創り出されたもので、ニコラウスはKnecht Ruprecht(クネヒト・ルプレヒト)という同伴者を連れていて、悪い行いをした子どもを懲らしめる役割を持っていたそうです。

2020年の祭事

ニコラウス・アドベント、そしてイエス・キリスト誕生のクリスマスで12月は教会での重要な祭事が例年行われていますが、今年はコロナウイルスの影響で開催の禁止はされていないものの、教会側も工夫が必要で、いつもよりも短い時間内で行ったり、場所を変えたりと簡単ではないようです。

エコなアイデアをシェアする🌱