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【エコ】再生可能エネルギーと環境保護

このブログでは、Nachhaltigkeit(持続可能性)について、買い物・栄養・廃棄物編とカテゴリーを分けて紹介してきました。

Nachhaltigkeitというのは英語でサステナビリティのことです。というと今や耳に・目にしたことがある人は多いのではないでしょうか?環境や人にもやさしくあるための持続可能な・・・という言葉はドイツで日常的に使われています。

 

 

この記事では、今となっては無くてはならない存在となった、Nachhaltigkeit(持続可能性)のエネルギー編についてご紹介します。

 

 

持続可能性・エネルギー編【再生可能エネルギーと環境保護】

サステナビリティ・再生可能エネルギーやエネルギー自給率について

限りある資源を使って生産されるエネルギーを減らすために、今や世界各国でより多くの再生可能エネルギーの生産や切替えに取り組んでいます。パッと思い浮かぶ再生可能で言えば、ソーラーの太陽光発電や風力発電でしょうか。今家庭でお使いになっているエネルギー源を変えることを検討することも環境保護につながりますが、エネルギー消費面でもっと簡単に地球を守ることはできます。

  • エネルギー(水・電気・ガスなど)は節約するよう心掛ける
  • 洗濯機や食器洗浄機は低い温度を選ぶ
  • 再生可能エネルギーを選ぶ
  • パソコンやテレビなどのスリープモードを避ける

 

節水・節電は聞きなれた単語であるし、実行している人も多いかと思います。しかもそれらは私たちひとりひとりが生活の中ですぐに気を付けられることでもあるので、環境保護のために意識することは難しいことではありません。ただどうしてそこまで気を付けないといけないのか、単にお金の節約だけでなく地球を守るために節水・節電をするモチベーションを保つには、日本のエネルギー事情を知っておくことが重要だと考えます。

 

日本のエネルギー事情

日本は国内エネルギー自給率は10年前(2010年)の20,3%から、2012年には10%を切り、2017年には9,6%まで下がっているのです。
(出典:経済産業省 資源エネルギー庁)
つまり、その他の約90%のエネルギーは日本国外に依存しているということになります。

※以下私は素人なので、興味を持った方、専門知識・情報が欲しい方はこちらをご覧ください。
2019 日本が抱えているエネルギー問題(出典:経済産業省 資源エネルギー庁)

 

エネルギー供給の現状

国内の例として、2011年に起こった東日本大震災を境に、もちろん原子力発電の割合は減っています。使用済み燃料のタンクがいっぱいになってきている今、海の水中へ、蒸発させ大気中へ流すかを検討しているという記事を読みました。
ドイツの記事 WELT News(2020年2月1日現在)
日本の記事 NHK(2020年2月13日現在)

 

日本という島国は地震や台風などの自然災害が比較的多い国で、地形的に原子力発電に不向きと言われています。しかしながら広大な土地があるわけでもないので、さらに多くの再生可能エネルギーを作り出すことも難しいのが現状です。

 

国内エネルギーの自給率が約20%(2010年)から、約10%(2017年)まで減ってしまったわけですが、それは言うまでもなく原子力発電によるエネルギー供給が減ってしまったからではありますが、現在それの代わりになっている資源は一体なにかというと、主に以下の3つです。

  • 石油
  • 石炭
  • 天然ガス(LNG)

 

これらの資源は、サウジアラビアやオーストラリアをはじめとする、外国から97%以上が輸入されています。

外国からの輸入に依存していると、国際情勢が変わり支給がストップした時、代わりが必要になります。
(2017年石油・石炭の化石燃料依存度は87,4%)

また、これらの化石燃料などは、温室効果ガス(GHG)を多く排出するため、化石燃料を使えばつかうほど、地球温暖化へとつながることも問題視されています。
(2013年のピーク以降2017年には排出量が少し減っている)

 

安全性(Safety)を大前提に、自給率を上げ(Energy Security)電力コストを減らして(Economic Effciency)温室効果ガス排出量を減らすこと(Environment)3ESと2030年に向けての目標達成のため掲げているようですが、最近起こった水災のことも考えると安全性を守ることは日本にとってかなり大きな問題であり課題であるのはいうまでもありません。

 

エネルギー自給と再生可能エネルギー

ドイツのエネルギー自給率は36,9% 日本は9,6%(2017年)という数字から、いかに日本のエネルギー自給率が低いかは明らかですよね。

 

前にも述べた再生可能エネルギーの例は頭に浮かびやすい、太陽光・風力発電だけではありません。Erneuerbare Energien(再生可能エネルギー)には、

  • 太陽光
  • 風力
  • 水力
  • 地熱
  • バイオマス

などが挙げられます。

筆者の家も引っ越ししてからは、太陽光発電の会社と契約をして電力をもらうようにしました。会社を選ぶときも自然を第一に考えた会社方針など、本当にそれが環境保護につながっているのかという疑問を持ちながら、幾つかの会社を吟味しました。化石燃料という限りある資源に頼らないエネルギー供給を選択することは、地球・環境を守る第一歩へと繋がります。

 

しかし化石燃料エネルギーと比べると、再生可能エネルギーはコストが多少かさむところから、やはり電力コストを減らすことも大きな課題の1つになっているわけです。

 

省エネルギーを心がける

今や様々なメーカーが省エネルギーを掲げた商品を売り出していますよね。便利さ・デザインなどとともに「省エネ」であることは商品選びにおいてとても重要なポイントにもなっています。ドイツのWaschmaschine(洗濯機)は、温度設定があって最大90℃まで設定可能なので、なるべく低い温度で洗うと節電につながります。

洗剤も日本のように除菌剤が入ったものが普通ではないので、洗濯時の水温をあげて除菌するというシステムなので、殺菌が必要ないようなものを洗う時には低温で電力を抑えて洗濯することができるわけです。

また最小限の水量を利用できるように作られている為、洗濯機がまわっている時間が長く、もちろん短縮コースなどもあるのですが、1時間から2時間かかるのはざらです。

 

省エネは一人ひとりができることで、簡単に始められることで環境保護へとつながります。

  • 寿命が長く消費電力が少ないLEDを選ぶ
  • 洗い物(水道を使うときは)をするときは水を止める
  • 待機電力を使っているところは使用時以外電源を切る