なんで?in ドイツ

なんで?が口ぐせの旦那さんの影響でドイツの生活も一変。環境保護、エコ、時々ベジタリアンなどの情報を発信しています。

【エコ】廃棄物の処理で気を付けられる6つのチェックポイント!ドイツのリサイクルシステム

Nachhaltigkeit(持続可能性)は、ドイツでよく耳に・目にする言葉のひとつです。英語でSustainability(サステナビリティ)といえば最近日本でも目にすることは多くなってきているのではないでしょうか?

 

普段使っているものは一体どこで作られたんだろう?と考えたことはありますか?

例えばそんなことを考え、環境や人にやさしい商品を選択し使うことが、Nachhaltiges Leben(持続可能な生活)に繋がります。

この記事では持続可能性の廃棄物・処理編をお届けします。

 

 

Nachhaltigkeit(持続可能性)
廃棄物・処理についての6つのチェックポイント

持続可能性、廃棄物・処理について

廃棄物(ゴミ)は私たちが生活する上で避けられないものであり、それらが環境にどんどんと影響を及ぼし地球の本来の働きを乱しているということは、例えば海洋汚染、地球温暖化などの言葉から知らない人は居ないと思います。廃棄物(ゴミ)が私たちの生活において身近であることを考えれば、それらを減らし、今抱えている環境問題を緩和させることができるともとらえることができます。具体的にどういったことができるのか、次の6つのポイントをぜひ参考にしてみてください。

  • 廃棄物はどんな時もできるだけ避けるように心がける
  • ゴミの分別はしっかり正しくする
  • 生活のゴミを減らすために計画的に買い物をする
  • 残り物も食べたり調理して使う
  • 廃棄物になってしまう素材でできたものではなく、再利用できる素材からできたものを選ぶ
  • 環境にやさしい飲物を優先的に飲む(水道水・化学製品が入っていない飲物やお茶)

 

ゴミを減らすにはその代用品が必要?キッチン周りのエコ商品

私が旦那さんに出会うまで普通に何も考えずに消費していたものといえば、サランラップです。切った野菜や、料理の残り物を冷蔵庫で保存するときはサランラップを必ずと言っていいほど使っていました。使用量を少なくしようと気を付けるようになってから、今は一切使っていません!その代用品として大活躍なのが・・・

 

蜂蝋の保存用ラップ

ドイツで約9ユーロで購入したWrappy-Bienenwachstuch

大きいサイズとそれより一回り小さいサイズが1つのパックに入っていて、サランラップやアルミホイルの代わりに使うことができます。原材料は・・・

  • オーガニックの綿蜜蝋
  • 樹脂
  • ホホバオイル

このWrappyは約500回使えると記載されているので、500回利用したサランラップのゴミを想像すると、このWrappyでかなりの量のゴミを減らすことができそうです。

料理の残り物はタッパーに入れたり、冷蔵庫に入れるけれどすぐに食べてしまうものであれば、深めのお皿に入れて平皿で蓋をする方法もあります。貧乏くさい?見た目なんて関係ありません。誰が冷蔵庫の中身を見ますか?少しでもゴミを減らそうとする姿勢はどんなファッショナブルなものよりも価値があります。

 

何度も繰り返し使えるBackpapier(クッキングシート)

よくオーブンやオーブン付き電子レンジを使う方は、クッキングシートを繰り返し使えるものを利用していますか?毎回紙のクッキングペーパーのゴミを出すより、洗って繰り返し使えるものを選べば、ゴミはたくさん減らせますよね。ただガラス加工のものは、ある程度の温度を超えると、身体に対して有害物質を発生するので、使用する温度には注意が必要です。

他にもキッチン周りと言えばアルミホイルをよく使う方はどうか使用をなるべく減らしてください。アルミホイルは燃やせば灰になりますが、その製造過程にはいくつかの環境問題があるのです。

 

ゴミを減らす、バスルーム周りのエコ商品

うちのバスルームも3ヶ月前くらいから変わりました。シャンプー・コンディショナー・ボディーソープは全て固形石けんに変え、衣料用洗剤や掃除用洗剤は環境を思ったフロッシュを使い、家具や収納には竹や木製のものを選んでプラスチックをなるべく減らそうとしています。

 

 

包装の少ないSeife(石けん)

  • 手洗い用の石けん
  • 固形シャンプー
  • 固形トリートメント

液体のシャンプーやハンドソープは大体がプラスチックの容器に入っているので、包装が少ない石けんを使うことで、プラスチックの廃棄物(ゴミ)やシリコンの入った製品などを避けることができますし、詰替え用や、リサイクル素材でできた容器を使った商品を買うという選択も、限りある資源を守ることにつながります。

 

Zahnbürste(歯ブラシ)

歯ブラシは木や竹でできたものを最近ドイツのドラッグストアで見かけるようになりました。店頭にちらほらと並び出した頃は、木製の歯ブラシなのにパッケージがプラでできていたり、ハミガキの部分が硬すぎたり、お気に入りを見つけるのに苦労しましたが、最近では種類も増えて柔らかい素材に出会うことができました。木や竹の素材からできた商品を選ぶこともまた、プラスチックごみを減らすことにつながりますよね。

 

私たちもプラスチックゼロの生活をしているわけでは決してありませんが、できるだけ減らそうと工夫している感じです。使用を減らすことも大事ですが、きれいな純プラスチックゴミはリサイクルすることでまた生まれ変わることができるので、正しく分別することも環境保護にとってとても重要となることを忘れないでください。

ドイツのゴミ分別事情

ご存知の方も多いとは思いますが、ドイツでは下記ほぼ全てのものにPfand(プファンド)というものがついています。

  • ペットボトル

Pfand(プファンド)マークがついたものや、Mehrweg(メアヴェック)と表記のある空き缶・瓶・ペットボトルはスーパーマーケットなどに設置された機械に通すとお金が帰ってくる仕組みになっています。

このシステムによって、廃棄物として捨ててしまう事や、分別せずに捨てることを避けることができるのですね。

また、街中や道端の公共のゴミ箱の横にビールの空き瓶が置かれているのを週末などはよく見かけるのですが、これはポイ捨てではなく、ゴミを回収する人がPfandの付いた空き瓶だと分別してくれるようにしているのです。

ゴミ箱といえば、ドイツは街の至る所に大きなコンテナーが置いてあるのですが、そこにPfandのない瓶のゴミや大きな紙のゴミを捨てられるようになっています。

また背の高いコンテナーを見かけることもあるのですが、それらは要らなくなったり使わなくなった服を入れる用なのです。

 

身近にそういったものを処分できる場所があることはとても便利で、面倒で可燃ゴミとしてなんでもかんでも一緒に捨ててしまう人を減らし、本来リサイクルされてまた生まれ変わることができるゴミをしっかり分別し集めてくれるのです。

 

さいごに、一人一人ができること

日本はプラスチックを大量に消費して、ゴミとして大量に捨てている国の1つです。別記事で日本のプラゴミ事情について書いているのでぜひ読んでみてください。

 

以前の一時帰国の際、私のおばあちゃんが手土産として渡してくれたクッキーの箱詰めをドイツに帰って、旦那さんの家族と開けたことがあります。

開けた瞬間、まるで宝石箱の様にプラスチックの個包装がキラキラしていて、見た目はもちろんとってもきれいで、クッキーもサクサクでおいしい!・・・ただ食べ終わったあとのプラスチックゴミの山をみて、皆悲しいというか残念な感情が・・・。

 

見た目も食感も良いに越したことはないけれど、それを優先させるがあまり、大量のプラスチックを使わなければいけない現状は避けたいですよね。

 

プラスチックの原料でもある石油は限りある資源であり、いつまでも限りあるものではありません。

そしてそのプラスチックごみの処理は、再利用も進んでいますが、処理しきれない素材のものも、まだまだ出回っているのが現状です。

現在存在するプラスチックは、元をたどればたくさんのエネルギーと限りある資源を使って作られたもので、分別されずにゴミとして捨てられてしまえば、また足りなくなって生産するのに多大なエネルギーと資源が必要になるのです。

  • 分別すれば→リサイクルされて生まれ変わる
  • 分別しなければ→ゴミとして残ったり海洋汚染につながる

分別してゴミに出すことでそれは大きな違いとなるので、正しくゴミを分別することはとっても大事なことなのです。