なんで?in ドイツ

なんで?が口ぐせの旦那さんの影響でドイツの生活も一変。環境保護、エコ、時々ベジタリアンなどの情報を発信しています。

【持続可能な生活】栄養面4つのチェックポイント、ベジタリアンや公正取引商品について考える

別の記事ではNachhaltigkeit(持続可能性)とはなに?ということを8つのお買い物時のポイントとともに紹介しました。

 

 

普段の買い物時に気を付けられることは、例えばその野菜はどこから来たのか?どんな人が作ったのか?などをまず知ることから始まります。環境に、生き物にとっても安全な商品であることを確認して、それを選択することが環境保護につながる、という内容でした。

今回は健康な生活に欠かすことのできない、栄養面にスポットをあてて、Nachhaltiges Leben(持続可能性な生活)に結びつくことは一体何なのかを、4つのチェックポイントとともに考えたいと思います。

 

Nachhaltigkeit(持続可能性)栄養編・4つのポイントと公正取引について

持続可能性栄養編、4つのチェックポイント

栄養面で気を付けられる4つのチェックポイント

  • なるべく住んでいる近くの地域のもの季節の旬な食材を選ぶ
  • 安全な環境で作られたオーガニック商品を選ぶ
  • お肉を食べない日を作る
  • 安全な環境で作られた品質保証マークのついた生活用品を使う

 

ご当地の美味しい旬な食材・住んでいる地域の近くの商品を買う意味

野菜や果物は新鮮なものほど栄養価が高いことは皆さまもご存知かと思います。

旬のものではない、季節はずれの食材は単純に栄養価が落ちていることもありますが、それらがどのように保存されているのか考えたことはありますか?

大量の食べ物を保存するための環境・設備を想像してみてください・・・
それらを長い間保存するために使うエネルギーは一体どれくらいになるでしょう?

また遠く離れたところで作られた商品船や飛行機、最終的にはトラックなどを使って、あなたの利用するお店へと運ばれてきます。

その運搬手段を動かすエネルギー(限りある資源)や、運搬されている間発生する排気ガスによる地球温暖化、船のトランスポートによる海洋汚染は距離に比例して増えていくのです。

あなたが住んでいる地域のなるべく近くの食材・商品を購入することで、その需要は高まり、また遥か遠く離れたところからやって来た商品の需要が減ることで、その商品が運ばれてくる頻度は減り、運搬にかかるエネルギーが節約され、環境保護につながるのです。

その商品は安全な環境で作られている?Fair Trade(公正取引)について考える

ドイツの例として、スペインからトマトが輸入されているとします。なぜドイツでもトマトが採れるのに、わざわざスペインからトマトが輸入されているのでしょう?

正解は安く大量に仕入れられるからです。

もちろんスペイン産のトマトの質が、悪いと言っているわけではありません。例えばオーガニックのスペイン産のトマトもあれば、そうでないトマトもさまざまです。

ここで疑問視したいところは、そのトマトは安く販売されているけど、コストは一体どこで削減されているのか?作っている人は仕事に見合ったお給料をもらえているのか?という点です。

みなさん、Fair Trade(公正取引)という言葉は耳に目にしたことがありますか?

発展途上国の原料や製品を正当な価格で継続的に購入することを通じて、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活の改善を目指す運動です。
(引用:Wikipedia 公正取引)

その商品(前例から言う、トマト)が果たしてFair Trade(公正取引)認証のもと製造されて、消費者に届けられているかをチェックし、認証されていない商品を選ばないようにすることも、途上国の公正取引を守る上でとても大事です。公正取引の認証がされていない商品を、消費者が「安いから!」という理由で買い求めるほど、需要は高まり、例えば最低賃金以下で働く人が増えいくのです。

すでにちらっと触れましたが、オーガニック(有機)食材を選ぶ・購入することも環境保護につながります。それらが作られる植物・動物の自然の働きを尊重し、整えられたルールや環境が、人にも環境にもやさしい商品を生み出しています。

 

お肉を食べない日をつくって、時々ベジタリアン

ベジタリアンという言葉は今や少しトレンドにもなっていて、一部の人の間ではかなり身近になってきている印象を受けます。様々な企業がベジタリアン・ヴィーガン用の植物性の商品を販売したり、ベジタリアン・ヴィーガンに特化したレストランなどもちらほら見かけます。

私の旦那さんは日本に初めて来たときに、日本人の肉の消費量にとても驚いていました。

日本料理といえば、海外の方の頭に浮かぶのはまずダントツで「寿司」で、そこから「天ぷら」「焼き鳥」などでしょうか。日本には神戸ビーフやWAGYUといった肉のイメージも、もちろんありますが、どうやら魚のイメージの方がいまだに強いといった印象です。日本食の基本である「出汁」もたいていはカツオから取るなど、動物や魚に割と依存した食卓ではないでしょうか。

肉といっても普段そんなに食べてるのかな?と思っていたのですが、旦那さんに言われてからチェックしてみると、ちょっとした前菜や、副菜に肉の小間切れ・挽肉とメインディッシュがたとえ肉でなくとも、日本の食卓にはそこらじゅうに肉が隠れてることに気が付きました。日常・習慣化してしまっていると案外気づかないですよね。

そこでブログやInstagramなどにあげられた美味しそうな写真などを、その視線から見てみると、ベジタリアン・ヴィーガンをかかげた方の投稿以外は肉がない食卓というのはほぼ0ということに気が付くと思います。

おいしくて毎日でも食べたくなるお肉ですが、食肉が環境に及ぼす影響は深刻です。下の記事もぜひ読んでみてください。

 

ドイツでベジタリアンというと色々な概念がありますが、大きく分けてVegitarisch(ベジタリアン)そこから更に派生したVegan(ヴィーガン)があります。
どちらも肉や魚は食べないですが、Veganはチーズや牛乳・はちみつなど生き物からとれるものも食べません。健康のため、動物愛護のため、宗教、目的は人それぞれです。

なぜお肉を食べない日を作ることが、持続可能性に繋がるのかということですが、前例から考えるとやはり、お肉が食卓に上がって食べられるまでに理由がありそうです。

食肉を育てる環境を作ることは、簡単なことではない!

  • 飼料を確保するために、熱帯雨林は伐採され牧草地にされる
  • 人間の食糧にもなる穀物を動物が大量消費
  • 食肉生産は多くの水・化石燃料が必要
  • オーガニックではないお肉は牧草地にまかれた、殺虫剤・農薬のかかった牧草を食べた動物のお肉

食肉が店頭に並び、食卓にあがるまでに、どれだけの資源やエネルギーが必要で整った環境が必要なのかを知ると、年間の消費量を減らすことで環境保護につながるということが見えてくるかと思います。

日常的にお肉を食べる日本人として、肉を全く食べずにベジタリアンになることは難しいことだと思いますが食べない日を作ることによって食肉の消費量を減らすことはそんなに難しいことではないと思います。

ベルギーのゲントという街では、街単位で菜食の日に取り組んでいます。

 

ベジタリアン食品・Sojaschnetzel(大豆ミート)を知っていますか?

Sojaschnetzel(大豆ミート)は大豆をお肉にみたてたベジタリアンの商品なのですが、食感がお肉に近く作られています。

私自身、Hackfleisch(ひき肉)を使いたい時は、細かい大豆ミートで代用しています。
もちろんお肉本来の旨味を再現できませんが、ちょっとしたアクセントに使ってみたり、味付けをしっかりすれば挽肉に負けないくらい素晴らしい料理になります。

主食としても、様々な料理で活躍してくれます!

  • ボロネーゼソース
  • 麻婆豆腐
  • ビビンバ
  • コロッケ

使い方は大豆ミートは乾燥しているので、お湯で10分ほどふやかしてから使用するのですが、そのままだと大豆の味が強く全面にでてしまうので、私はフライパンで、水気を飛ばして、水気が飛んだら油を少しひいて炒めてから味付けをして使っています。

サイも大きいものは鶏肉のかわりに使うことができ、ベジタリアン唐揚げにも変身します。